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「治一郎のバウムクーヘン」を大ヒットさせた浜松に本拠を置く株式会社ヤタローが、いかにして独自の発想と試行錯誤を繰り返し、発展してきたのかを50年以上にわたって経営のトップに立ってきた経営者自らが語る一冊。最初に紹介されるのは、今では観光バスもそのコースに入れるほどの盛況ぶりを誇る本社工場横の「工場直営店(アウトレットストア)」である。ここの看板商品は、大きさが一定しない「切り落としバームクーヘン」。通常の商品に比べ、お買い得感があり、ヤタローのものづくり、ビジネスに対する考え方が如実にわかる商品だ。この店舗は、この場所で売ることを追求し、「商品を育てる」ことに力を注いだ結果、同店の売上は1000倍にもなった。すべての商品を大切にする「もったいない精神」が成功を呼んだのである。ヤタローの主力商品となった「治一郎のバームクーヘン」は、直営店と自社の通販のみに販路を絞り、商品の希少価値を高めることで、ブランド価値を高めることに成功した。製造に当たっても大手が手を出しにくい、大量生産化が難しい手作り商品を武器にすることに着目。最初は「失敗作」と感じた不思議な食感も、それを活かした商品に変えたのである。バウムクーヘンは、薄い層が幾重にも積み重なって独特の風味と食感が生まれる。ヤタローが掲げる「300年の計」などの取り組みも、同じことであると著者は語る。一つひとつでは厚みを持たないが、十重二十重に繰り返し積み重ねていくことで、いつの日か必ず形ができあがり、結果が生まれる。まさに、それを証明している物語が続いていく。
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出版社からのコメント
「治一郎のバウムクーヘン」を大ヒットさせた浜松に本拠を置く株式会社ヤタローが、いかにして独自の発想と試行錯誤を繰り返し、発展してきたのかを50年以上にわたって経営のトップに立ってきた経営者自らが語る一冊。最初に紹介されるのは、今では観光バスもそのコースに入れるほどの盛況ぶりを誇る本社工場横の「工場直営店(アウトレットストア)」である。ここの看板商品は、大きさが一定しない「切り落としバームクーヘン」。通常の商品に比べ、お買い得感があり、ヤタローのものづくり、ビジネスに対する考え方が如実にわかる商品だ。この店舗は、この場所で売ることを追求し、「商品を育てる」ことに力を注いだ結果、同店の売上は1000倍にもなった。すべての商品を大切にする「もったいない精神」が成功を呼んだのである。ヤタローの主力商品となった「治一郎のバームクーヘン」は、直営店と自社の通販のみに販路を絞り、商品の希少価値を高めることで、ブランド価値を高めることに成功した。製造に当たっても大手が手を出しにくい、大量生産化が難しい手作り商品を武器にすることに着目。最初は「失敗作」と感じた不思議な食感も、それを活かした商品に変えたのである。バウムクーヘンは、薄い層が幾重にも積み重なって独特の風味と食感が生まれる。ヤタローが掲げる「300年の計」などの取り組みも、同じことであると著者は語る。一つひとつでは厚みを持たないが、十重二十重に繰り返し積み重ねていくことで、いつの日か必ず形ができあがり、結果が生まれる。まさに、それを証明している物語が続いていく。